「ベランダ掃除をプロに頼むと、料金はいくらくらい?」
「高圧洗浄までお願いしたいけど、追加料金が高くならないか心配⋯」
ベランダは雨風にさらされているため、砂ぼこりや泥、枯れ葉、鳥のフン、コケなどの汚れが少しずつ溜まっていきます。
自分で掃除しても床の黒ずみがなかなか落ちなかったり、マンションでは階下への水漏れや周囲への騒音が気になったりする方も多いでしょう。
この記事では、ベランダクリーニングの料金相場をはじめ、追加料金がかかりやすいケース、費用を抑えるポイント、業者選びの注意点まで解説します。
ベランダクリーニング・ベランダ掃除の料金相場と決まり方
ベランダクリーニングの料金は、ベランダの広さや汚れ具合、掃除する範囲によって変わります。
ポイント①10平米(10㎡)あたりの標準的な費用目安
ベランダクリーニングの料金は、10㎡前後で8,000円~15,000円程度をひとつの目安にすると比較しやすいです。
一般的なマンションのベランダであれば、この料金帯に収まるケースも多く、作業時間は1~2時間程度が目安になります。
| 10㎡前後の料金目安 | 8,000円~15,000円程度 |
|---|---|
| 作業時間 | 1~2時間程度 |
| 主な作業 | 床洗浄/手すり清掃/排水溝の表面清掃など |
| 料金が変わる要因 | 床面積/汚れ具合/追加作業/駐車料金など |
ただし、業者によって「10㎡まで」「12㎡まで」など基本料金に含まれる面積が違うため、表示価格だけではなく何㎡まで掃除してもらえるのか確認してください。
10㎡は畳6枚ほどの広さがひとつの目安です。自宅のベランダの縦と横を測り、おおよその面積を出してから見積もりを取ると比較しやすくなります。
ポイント②追加費用が発生して料金が高くなる4つのケース
ベランダの面積が広い場合や通常清掃では落としにくい汚れがある場合は、基本料金とは別に追加費用がかかることがあります。
特にルーフバルコニーなど広い場所では、基本料金に含まれる面積を超えた分について、1㎡単位などで料金が加算されるケースがあります。
鳥のフンが大量にこびりついている場合や、窓・網戸・サッシまでまとめて掃除する場合も別料金になりやすいので、予約時に確認してください。
自宅に無料駐車スペースがない場合は、作業中のコインパーキング代が実費で加算される業者もあります。
- 基本料金に含まれる床面積を超えている
- 鳥のフンや頑固なコケなどが大量に付着している
- 窓/網戸/排水管などもまとめて依頼する
- コインパーキングなどの実費がかかる
また、排水溝の掃除と排水管洗浄は同じ作業ではありません。
排水口のさらに奥にある配管へ泥や落ち葉が詰まっている場合、通常のベランダクリーニングでは対応範囲外となり、詰まり抜きや排水管洗浄の追加費用がかかる場合があります。
プロにベランダ掃除を依頼するのがおすすめな3つのケース
軽い砂ぼこり程度であれば、自分でほうきや雑巾を使って掃除しても問題ありません。
一方で、集合住宅や頑固な汚れがあるベランダでは、無理に自分で対応するよりプロに任せたほうが安心なケースもあります。
ケース①集合住宅にお住まいで周囲への水漏れ・騒音が心配な場合
マンションやアパートのベランダでは、水や汚れを階下・隣室へ流さないよう配慮しながら掃除しなければなりません。
大量の水を一気に流すと排水が追いつかず、隣のベランダへ汚水が流れたり、階下へ水が垂れたりする場合があります。
乾いた砂や土を勢いよく掃けば、ほこりが舞って隣室の洗濯物を汚してしまうこともあります。
ケース②鳥のフンやカビ・コケがこびりついている場合
鳥のフンが大量に溜まっているベランダは、乾いた状態でむやみに掃かず、プロへの依頼も検討してください。
鳥のフンは乾燥すると粉状になって舞いやすいため、素手で触ったり、ほうきで強く掃いたりするのは避けましょう。
日当たりの悪い床や排水溝周辺に発生したコケや黒ずみも、長期間放置すると通常のブラシ洗いでは落としにくくなります。
汚れに合った洗剤や洗浄方法を使えるプロなら、自分で何度こすっても落ちなかった汚れも相談できます。
ケース③自分で掃除をする時間や適切な掃除道具がない場合
ベランダ全体を本格的に掃除するには、ほうきやデッキブラシだけでなく、洗剤やホースなど複数の道具を揃えなければなりません。
床や手すり、排水溝を順番に洗い、最後に汚水やごみを片付けるところまで含めると、数時間かかる場合もあります。
濡れた床で足を滑らせたり、無理な姿勢でブラシをかけて腰を痛めたりする危険もあります。
安いだけで選ぶと危険!ベランダクリーニング業者の正しい選び方
ベランダクリーニングは、表示料金だけを比べてもサービス内容まではわかりません。
ポイント①基本料金に含まれる作業範囲が明確に記載されていること
見積もりでは、床/手すり/壁/排水溝/窓/網戸/室外機周辺のうち、どこまで基本料金に含まれるか確認してください。
ベランダクリーニングと書かれていても、床と排水溝だけを基本作業としている業者もあれば、手すりや窓の簡易清掃まで含む業者もあります。
「ベランダ清掃一式」のような曖昧な見積もりではなく、具体的な作業箇所が書かれているほうが料金を比べやすくなります。
作業前に「どこまで料金内ですか」と聞くだけでも、当日になって追加料金を提示されるトラブルを防ぎやすくなります。
なお、室外機周辺の清掃は、外側の拭き掃除や周囲の落ち葉除去などが中心です。内部のアルミフィンまで洗浄したい場合は、エアコンクリーニングの室外機洗浄を別途依頼するケースが一般的です。
ポイント②万が一の物損事故に備えて損害賠償保険を確認すること
ベランダクリーニングを依頼するときは、作業中の物損事故に対応する損害賠償保険へ加入している業者か確認しましょう。
高圧洗浄機や清掃機材が窓、網戸、室外機などに接触し、破損させてしまう可能性はゼロではありません。
ただし、保険に入っていれば、どの破損でも無条件に補償されるわけではない点には注意してください。
もともと劣化していた防水層や外壁塗装が高圧洗浄をきっかけに剥がれた場合などは、補償対象外となるケースもあります。
ポイント③3社以上の業者から相見積もりを取って比較すること
料金が妥当か判断したいなら、同じ条件で3社ほどに見積もりを依頼して比較してみてください。
「ベランダ10㎡」「鳥のフンあり」「窓掃除なし」など同じ内容を伝えれば、各社の料金差がわかりやすくなります。
口コミを確認するときは評価点だけではなく、追加料金の説明やスタッフの対応、作業後の仕上がりについて書かれている内容にも目を通しましょう。
極端に料金が安い場合は、清掃範囲が狭かったり、当日にオプション料金が加算されたりしないか確認が必要です。
ベランダクリーニングの料金に関するよくある質問【Q&A】
最後に、ベランダクリーニングを申し込む際によくある疑問をまとめます。
水道設備や雨天時の対応、荷物の移動などは業者によって扱いが異なるため、気になる点は見積もり時にも確認してください。
Q:ベランダに散水栓(蛇口)がない場合でも作業は可能ですか?
ベランダに蛇口がなくても、室内の水道からホースをつないで対応する業者はあります。
浴室や洗濯機用の蛇口などから給水し、長いホースをベランダまで延ばして洗浄する形です。
住宅設備によってはホースを接続できない場合もあり、その場合は別の方法で対応できるか確認することになります。
予約前に「ベランダに散水栓がない」と伝え、作業できるか聞いておきましょう。
Q:雨の日でもベランダ掃除の作業を実施してもらえますか?
小雨程度であれば作業する業者もありますが、雨天時の対応は業者ごとに異なります。
ベランダは屋外なので、少し雨が降っているだけで必ず中止になるわけではありません。
一方、台風や強風、雷などで安全に作業できない場合は、日程を変更することがあります。
雨を理由に利用者側からキャンセルすると料金がかかる場合もあるため、天候が心配なときは先に業者へ連絡してください。
Q:賃貸マンションの退去時のベランダクリーニング料金は誰が負担しますか?
通常使用による汚れや経年変化であれば、必ず借主がクリーニング代を負担するわけではありません。
一方、掃除をせずに排水口を詰まらせた、通常では生じないほど汚れを放置したなど、借主側の管理不足が原因なら費用負担を求められる場合があります。
また、賃貸借契約にクリーニング費用について特約が定められているケースもあります。
退去前に自分で業者を呼ぶか迷ったら、まず契約書を確認し、管理会社や大家へ問い合わせてください。
Q:ベランダに置いてあるプランターや荷物は事前に移動させる必要がありますか?
床全体を掃除してもらいたいなら、自分で動かせる荷物は作業前に移動しておくのがおすすめです。
植木鉢や椅子、収納ボックスなどが残っていると、その下を洗浄できなかったり、荷物の移動に追加料金がかかったりする場合があります。
大型の植木鉢や重いウッドパネルなど、一人で動かすのが難しい物は無理に運ばず、予約時に相談してください。
掃除前に不要な物を整理しておけば、床や排水溝の隅まで作業してもらいやすくなります。
Q:高圧洗浄機の使用による水漏れや騒音は隣接する部屋に影響しませんか?
高圧洗浄では一定の作動音や水しぶきが出るため、集合住宅では周囲への配慮が欠かせません。
作業前には排水口に大量の泥や落ち葉が詰まっていないか確認し、水が溢れないようにしてから洗浄します。
ただし、マンションによっては大量の水の使用や高圧洗浄機そのものを制限している場合があります。
管理規約を確認し、心配であれば隣室や階下の住人へ作業日時をひと言伝えておくとトラブルを避けやすくなります。
まとめ~ベランダクリーニングの料金を比べて納得できるプロへ~
ベランダクリーニングの料金は、10㎡前後なら8,000円~15,000円程度を目安にしながら、実際の面積と作業範囲を比べてみましょう。
基本料金が安くても、面積超過や鳥のフン除去、窓掃除、荷物移動、駐車料金などが加われば、最終的な支払額は変わります。
特に集合住宅で水漏れや騒音が心配な場合や、自分では落とせないコケ・黒ずみがある場合は、無理に自分で高圧洗浄せずプロへの依頼も検討してください。
築年数が経った住宅では、高圧洗浄によって劣化した防水層や塗装が剥がれる場合もあるため、ひび割れや塗膜の浮きがあれば作業前に伝えておきましょう。
